第3 指導計画の作成と内容の取り扱い
1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする.
(1) 技術分野および家庭分野の授業時数については,3学年間を見通した全体的な指導計画に基づき,いずれかの分野に偏ることなく配当して履修させること.
(2) 技術分野の内容の「A 材料と加工に関する技術」から「D 情報に関する技術」ならびに家庭分野の内容の「A 家族・家庭と子どもの成長」から「D 身近な消費生活と環境」の各項目に配当する授業時数および履修学年については,地域,学校および生徒の実態等に応じて,各学校において適切に定めること.(以下,略)
(3) 各項目および各項目に示す事項については,相互に有機的な関連をはかり,総合的に展開されるよう適切な題材を設定して計画を作成すること.その際,小学校における学習を踏まえ,他教科等との関連を明確にして,系統的・発展的に指導ができるよう配慮すること.
(4) 略
2 各分野の内容の取り扱いについては,次の事項に配慮するものとする.
3 実習の指導に当たっては,施設・設備の安全管理に配慮し,学習環境を整備するとともに,火気,用具,材料などの取り扱いに注意して事故防止の指導を徹底し,安全と衛生に十分留意するものとする.
4 各分野の指導については,衣食住やものづくりなどに関する実習等の結果を整理し考察する学習活動や,生活における課題を解決するために言葉や図表,概念などを用いて考えたり,説明したりするなどの学習活動が充実するよう配慮するものとする.